今さら聞けないパソコン基礎①
①-4 ファイルにあって、フォルダにないもの
タイトル通りなんですが、ファイルにあって、フォルダにないもの、と言えば何でしょう?
「オダ・・・」って、なぞなぞかい(”ω”)ノ
ひとつ、例をお見せしますね。
ファイル | フォルダ |
左が『ファイル』、右が『フォルダ』です。
違う箇所がいくつかありますが、解りますか?
列挙してみます。
- ファイルのアイコンが、違う
- フォルダはどれも同じ
とりあえず、この2点は確認できますね?
ファイルにもフォルダにも何かしらのアイコンが付きますが、フォルダのアイコンは、黄色のバインダーの形がほとどです。
一方、ファイルはというと、上の例をみても、2種類のアイコンが表示されていることがわかりますね。
これらアイコンは何で決まるのか?
その答えは、ファイル名をよく見ると解ります。
たとえば、一番上の「人口統計」は「人口統計.pdf」と明記されていますね。
その下は「総合問題1.xlsx」と表示されています。
よく見ると、どのファイルにも「.(ドット)と3つか4つのアルファベット」が付いています。
ちなみにフォルダには付いていませんね。
では、この正体は?
はい、これが、『拡張子(かくちょうし)』と呼ばれているものです。
拡張子は、ファイルとして存在するほぼすべてに付けられています。
この拡張子が、いつどこで付くのかですが、作業工程の中でいうと、
(1)「名前を付けて保存」するときに、
(2)前回学習した保存するフォルダを決めて
(3)重複しない名前を付けて保存するときです。
これら、拡張子を付けるのは、WordやExcelなど、アプリケーションの役目になっています。
そして、拡張子によって、開くアプリケーションが決められて、ファイル名をダブルクリックすると、関連するアプリケーションが開いて、そのファイルの中身を見せてくれるわけです。
それだけ大事な拡張子ですので、間違って消さないようにします。
間違って消すのは人間ですので、パソコンによっては、普段は拡張子を非表示にしているメーカーもあります。
しかし、それだと、拡張子の存在や意味を知らないまま、操作することになるので、お薦めしません。
『消してはいけないもの』と認識できれば、おのずと取り扱い方も慎重になるはずです。それが大事なんです。
ということで、改めてお聞きします。
『ファイルにはあって、フォルダにはないもの、なんだ?』
今回は、ここまで。お疲れ様でした。(^^)/