先週、世界各地で企業、病院などがサイバー攻撃に遭い、多くの被害が出ているとのニュースが飛び交いました。
「ランサムウェア」という身代金型のウィルスで、具体的には、ウィルスが仕込まれたメールやファイルを開いてしまって感染すると、『ウィルスを解除するにはいくら払ってください』といったものです。実際に代金を振り込んでもそのウィルスが消えることはありません。
これは、パソコンのOS「Windows」のセキュリティの弱いところを突いたもので、Windowsは、こういうウィルスに対処すべく、絶えずデータを更新しています。
「アップデート」という言葉、ご存知ですね?
パソコンを使用中に、画面の右下にメッセージが表示されますが、その中にもアップデートのお知らせもあります。
それを素直に受け入れて、アップデートを実行すれば、とりあえずは安全なはずですが、なぜ、こうして被害が広がるのか?
理由は、多々あると思いますが、こうした必要なアップデートを、実行しないユーザーが意外と多いんですよねぇ。長年PC教室やってますから、わかりますが、これまでうちで学習された生徒さんの中にも「メッセージが出たのはわかったけど、よくわからないから「×」で閉じました」って人、多かったです。
アップデートすることで守られるセキュリティを、「わからないから」と拒否してるわけです。自業自得といえばsれまでですが、パソコンが仕事や生活にまで浸透している今の時代にあって、セキュリティ対策は、しすぎて悪いものではない、くらいの認識が必要だと思いますよ。
あなたのPCは大丈夫ですか?
あなたのセキュリティに対する意識はだいじょうぶ?