テキスト内容をすべて信じるのは気を付けて

20170512ブログイメージ

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昔、プログラミングの書籍を片手に、タグを打ち込み終わって、そのプログラムを走らせてみると、バグだらけでまともに動作しなかった経験があります。

原因は記載されているプログラムの誤植でした。

時代は変わって、現在、ホームページと言えばWordPressでのHP作成が主流になっていますが、そんなブームの中で、WordPress関連の参考書、テキストも多く出版されています。

 

WordPressといえば、無料で使えるテーマやプラグインが豊富で、最近では予約システムまでもがWordPressの中で設定できてしまう時代です。

それゆえに、その使い方を覚えてしまえば、これまで、Web作成業者に保守管理まで依頼していたのを、自分でデータ更新や管理が可能になるので、かなりの経費節約につながります。

そういうことから、現在、うちの教室でも2割の生徒さんが、WordPressを学習しています。

現在使用中のテキストですが、市販のもので、事前に試してみて、使用しているテーマに最適な一冊に出会えたので、取り寄せて使いだしました。

ところが先日、WordPressの初期設定でとても重要な部分が、間違った説明が載っていることに気づきました。

WordPressを取り扱った経験がある方なら、わかると思いますが、WordPressは「ソフトウェア」のようなものです。契約しているレンタルサーバーにWordPressをインストールすることで利用できます。ただし、それをインストールする前にデータベースを作成したり、マルチドメインの設定をしたりと、いくつかの行程があります。

このテキストでは、「さくらインターネット」を例に、順番に設定手順が書かれてあって、非常にわかりやすいのですが、落とし穴がありましたっ!!

まずはマルチドメインの設定のところで一か所ですが、非常に重要なところが、テキストの内容を鵜呑みにして進めると、次に出てくるWordPressのURL設定変更によって、それまで表示されていたWordPressのダッシュボードが表示されなくなりました( ;∀;)

独学でこのテキストを見ながらWordPressの初期設定をやる人も多いでしょうが、たぶん、ここで多くの人が挫折してるのではないでしょうか?

ちなみにこれを購入したAMAZONに、この商品のことを書いたら、採用されませんでした(+_+)

良いところだけを評価するだけでは、真の良さはわからないと思いますが、いまの販売システムは「消費者<販売メーカー」の構図のようです。(;´Д`)

ということで、テキストを100%信じるのは気を付けて、の巻でした。

 

 

 

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